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【漆のまち二戸・浄法寺で取れた うるし蜂蜜】


 
 
 
岩手県の北部、二戸市浄法寺町は「浄法寺塗り」と呼ばれる国産漆製品の産地。
ここでは国産漆の約8割が生産されています。

海外製品に押される中、日本ならではの漆の文化を絶やしてはならないと、ここでは漆掻き職人が漆の木を育て、守り続けています。
そんな漆の木、樹液が漆塗りに使われるほか、かつては実がロウの原料とされたり、
秋には紅葉し美しい景観を作りますが、実は6月下旬から7月上旬にかけて黄色い小さな花を咲かせ、
上質のはちみつが採れることはあまり知られていません。

 
 
 
点在するウルシの花が咲く、ごくわずかな期間しか採れない希少な「うるし蜂蜜」。
珍しいことと、やさしく上品な甘みと、口当たりのよさ、まろやかな風味が大変人気の漆はちみつ。
漆の開花とミツバチの元気、いずれも気候や自然に左右されるものから生まれたものなので、
本当に自然の恵みを実感できるものです。
 
塗りの朱をイメージしたキャップをかぶせてお届けいたします。

常温未開封にて直射日光を避けて常温で保存してください。
 
 

 
▼サイズ:大
内容量:350g
価格:2,100円(税込)

▼サイズ:小
内容量:140g
価格:860円(税込)

うるし蜂蜜のご注文はこちらから↓
http://www.supplement-direct.co.jp/item_detail/itemId,22/ 
 
 
 
 
二戸・浄法寺の漆
 
日本の漆は、岩手県、茨城県、新潟県などで生産されていますが、
岩手県二戸市浄法寺地区は全国の漆生産量の8割以上を占める生産地です。
限られた国産漆の産地のなかで、漆掻き職人が集団として活動し、
まとまった量の漆を出荷できるのは、ここ浄法寺だけになっています

漆を採る作業は決して簡単なものではなく、6月中旬から10月中旬までのあいだ、
デリケートな感覚で取り扱いながら漆を採取していきます。
一本の漆の木から、150グラムから200グラム程度の漆しか採れず、採りきった後は伐採してしまいます。
 
漆を採取する直接幹に傷をつけて採取し、最初に一本の木に約10箇所、カマで皮をはいだ面にカンナで短く傷を入れます。
これは二回目以降の傷つけの基準点を決めると同時に、木に刺激を与えて漆の分泌を促すためです。
二回目以降は漆を採るための傷を順番につけていきますが、すぐに乳白色の漆がにじみ出て、
これをヘラですくうという地道な作業を繰り返していきます。
 
このようにして9月の終わりまでに採れた漆を辺漆といい、
さらに辺漆は採取時期や性質によって初辺(はつへん)、盛辺(さかりへん)、末辺(すえへん)、と区分されます。
10月にはハシゴを使い木に登って漆を採る「裏目掻き」という作業が始まり、
12月には伐採した木の枝から採る「枝掻き」という作業を行う職人もいます。
このような採取方法は日本特有のものです。
 
 

浄法寺漆は、漆芸家はもとより、日光東照宮をはじめとする日光二社一寺や、
岩手の中尊寺金色堂、京都の鹿苑寺金閣などの国宝・重要文化財の修理・修復になくてはならないものとなっています。
 
 

 
「うるわし」「うるおし」が語源ともされる漆
 
 
漆という文字は中国で「うるし」を意味する文字をそのまま日本の「うるし」にあてたのであるが、
この「うるし」という言葉の起りについては、ある人は「うるわし」からきたといい、
ある人は「うるおす」の転訛した言葉ともいい、結局、確実なことはわからないそうです。
しかし、この木が「うるし」と呼ばれていたかどうかもわからないような遠い石器時代から、
その滲みだす特殊な液汁によって、日本人の生活と交渉があったことだけは確かです。
 
 
 
【うるし蜂蜜】 サイズ大・小あり

▼サイズ:大
内容量:350g
価格:2,100円(税込)

▼サイズ:小
内容量:140g
価格:860円(税込)

うるし蜂蜜のご注文はこちらから↓
http://www.supplement-direct.co.jp/item_detail/itemId,22/

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