炭酸水を飲むと血行が良くなり疲労に良いと言われていて、最近ではコンビニでもよく見かけますよね。確かに疲れていたり、喉が渇いている時に飲むとジュワッと喉に刺激もあるし疲労が吹き飛ぶイメージがします(^^♪
でも、飲むだけでなくお風呂も良いそうですよ!!!
体温の40%を生み出す
筋肉は身体の大部分を占める器官で、体温の約40%は、筋肉の収縮と弛緩によって産生されているそうです。
寒いと感じると、無意識のうちに身体に力が入ってしまうのも、筋肉を収縮させ熱を生み出そうとする自然の反応だそう。
しかし、この状態はストレスを感じている状態と同じ。筋肉がだんだん強張ってきます。筋肉が硬くなれば血管を圧迫して血流が悪くなるので、筋肉にたまった疲労物質や発痛物質が排出されずに、痛みが蓄積され体感してきます。
また、冷えは身体の調節機能にも影響を及ぼします。
私たちの身体は、外気の温度に関わらず体温を一定に保つ体温調節機能を持っています。
・暑いな、と感じる時は、
自律神経の仲間の副交感神経が働いて、血管を拡張させ熱を外へ逃がそうとします。
・寒いな、と感じる時
自律神経の仲間の交感神経が働いて、血管を収縮させ熱が外に逃げるのを防ぎます。
つまり、身体が冷え続けると、血管が収縮した状態で血流が悪くなります。これも、さらに筋肉を強張らせます。こうしたことから、冬になると腰痛や下半身のしびれなどが悪化する人が多いようです。
炭酸入浴で血行UP
これらを防ぐために、血行をよくして体温UPをしていくことが大切。食も重要ですが、簡単に血行が良くなる入浴がおススメ。
入浴効果
1.温熱効果を得られる
温かい湯に入ると、表皮で温められた血液が全身を循環、身体の芯から温まる。
↓
筋肉が弛緩してコリが解消。さらに血行UP。
↓
さらに血行UP。酸素や栄養素がスムーズに行き渡り、老廃物が排出され痛みや疲労が軽減。
2.水圧効果
お湯は全身に水圧を与え、血管内で血液を押し出す力が働く。下半身に滞っていた血液が流れるようになり、全身の血行が改善。
さらに効果を高める入浴として「炭酸入浴」。市販されている入浴剤をバスタブに入れて炭酸浴をするだけ。炭酸入浴剤を入れると天然温泉の炭酸泉に浸かった場合と、同様な温浴効果が得られると水島クリニックの水島丈雄院長が説明されています。(参考:わかさ2012.3)
3.5倍の温浴効果
湯の中に溶け出す炭酸が、皮膚から吸収され、血管を広げて血行を促しますが、
通常の入浴の時は、血流が2倍
炭酸入浴の場合は、血流が7倍
になると報告されているようです。
3.5倍も血行UP!!これは取り入れる以外にありませんね^^
※ポイント
・高温だと炭酸ガスが空気中に逃げやすくなるため、39℃のぬるめの入浴がベスト
・炭酸ガスが皮膚に浸透してから、効果を発揮するまで5分程度掛かるため、最低10分以上のゆっくり入浴が効果を発揮。
・炭酸は湯に溶け出して泡が消えても数時間は効果あり。しかし、お湯をかき混ぜると炭酸が空気中に逃げ出すためかき混ぜない。