アメリカでは高血圧が5000万人もいるのに対して日本人は750万人ほど。人口は2倍程度ですね。
これはアメリカ人と日本人を比べると身長も体型も全く異なりますが、日本の高血圧ガイドラインはアメリカをモデルにしているため、アメリカ人に対して体形が小柄な日本人にはとても厳しい設定になるそうです。逆に欧州は比較的優しいガイドラインのようです。
欧州の高血圧ガイドライン(2003)
欧州高血圧学会(ESH)、欧州心臓病学会(ESC)による高血圧ガイドライン。「米国は米国高血圧ガイドライン(JNC7)」
米:===== 120/80~140/90mmHgを「高血圧前症」
欧:===== 120/80~上130/85mmHgを「正常」、「130/85~140/90mmHg「正常高値」
欧州のガイドラインは世界保健機関(WHO)/国際高血圧学会(ISH)とほぼ同じそうです。
以上のことからも、血圧が高いこと(高血圧)自体はそんなに重大ではないとか。
ただ、血圧が高い状態が長く続くと血管に圧力がかかり、動脈硬化になって血管が硬くなり、傷つき、それが原因で、血管の血流が塞がれ、血管が破裂するといったことが起こる。血管が塞がると、全身の器官・細胞に酸素や栄養素が運ばれなくなったり、破裂すれば、周囲の器官・細胞の働きが阻害されます。
例えば、手先に続く毛細血管で起これば、痺れといった症状が起こりますが、もしも、脳や心臓、腎臓といった、生命活動に直結する臓器で起これば、命の危険にまで・・・
このような理由で、病気の症状としては時間的猶予はありますが高血圧の行き着く先は重病ということで、
「高血圧は改善すべき」と注意を促されているようです。
世間一般でもネバドロ血液の原因として、血中の糖分や脂肪が問題視されているため注意を払っている方は大勢います。
確かに摂り過ぎは良くないのは判っていますが、
しかし、
「糖分を含む食品はちょっと・・・」、
「コレステロールが気になるので・・・」と神経質になりすぎて、
その食品に含まれる重要な栄養素まで一緒に摂らずに、本来持っている素晴らしい役目を無視してしまう方も多いようですよ!!
上質たんぱく質や酵素で流れスムーズ
そんな一見、敬遠がちに捉われてしまうことも多々あるのに、本来、素晴らしい栄養素や、多くの役目を持っているのが【玉子】。
高血圧で問題となるのは血管ダメージですが、傷ついた血管組織を修復するためには、たんぱく質が欠かせません。
たんぱく質は肉や魚、豆類などにも含まれていますが、【玉子】のたんぱく質は私達の体内に吸収されやすい凄く上質なもの。
さらに、カルシウムや鉄分の他、身体で作ることが出来ない8種類の必須アミノ酸をバランスよく含んでいる、まさにパーフェクト食材。
「でも、コレステロールが多いのが不安なの」と思われている方、、、
実は【玉子】にはコレステロールを除去する作用があるレシチンが多く含まれているため、毎日2個食べても、コレステロールの上がりやすい体質の人以外ほとんど血液中のコレステロール値が上がらないという研究結果が出ているのです。
1日1個【玉子】を食べることは、健康維持のために是非ともお薦めしたい食習慣と、栗原クリニック東京の栗原院長も太鼓判をおしています。
この素晴らしい【玉子】を、塩分を気にせず、1回1回調理する手間も省いたのが・・・【茹で玉子の粕漬け】。
酒粕と味噌で風味付けされているので、塩やしょうゆ等で味付けをしなくても美味しく食べられ、高血圧で減塩指導されている方でも安心♪。酒粕や味噌に含まれる消化酵素も一緒に摂れるので、【玉子】の栄養素が体内でより有効活用されること間違いなしの逸品なのです^^
【茹で玉子の粕漬け】
★材料(4食分)
玉子・・・・・・・・4個
酒粕・・・・・・・・100g
みそ・・・・・・・・150g
酒・・・・・・・・・カップ1/2
●2杯分の材料
紅茶ティーバッグ・・・・・1袋
乾燥みかんの皮・・・・・・1かけ
乾燥ショウガスライス・・・3枚
水・・・・・・・・・・・・450cc
★作り方(4食分)
1.粕床を作る
ボウルに酒粕を入れ、そこに酒を少量ずつ入れ延ばす。さらに味噌を加え混ぜ合わせる
2.玉子を茹で殻をむく
3.玉子が完全に粕床に隠れるように入れる
4.1晩常温で漬けたら完成。保存は冷蔵庫で。