もう3月ですがスッゴく寒いですね・・・・そんな日は血圧が急激に上がる人が急増し、
特にお風呂場の死亡事故ヒートショックも高齢者に多発するようですのでお気を付け下さい。
気になる方は脂っこいものなど血管や血流に負担をかけている生活習慣を改善したり、サプリメントでもある青魚オイル(イワシペプチド、DHAなど)など血液サラサラ素材を摂取するなど健康への心がけを高めましょう。
でも普通の食べ物でも健康圧に良い食材があります!!
『若返り血管をつくる生き方』『血圧革命』などの著書で有名な高沢先生(東京医科大学八王子医療センター病院長・循環器内科教授)がオススメしている食材は【ひじき】と【納豆】。両者を合わせた【ひじき納豆】なら、高い血圧を短期間に下げることも期待出来るとか。
【ひじき】は非常に低カロリーながら、水溶性の食物繊維のアルギニンが豊富に含まれています。
アルギニンの働きは、
・腸管で血中に入り込むと悪さをする過剰なコレステロールや中性脂肪を包み込み
・便と一緒に体外へ排出します。
また、活性酸素によって起こる様々な害を防ぐカロテノイドの「フコキサンチン」という成分も含まれます。
フコキサンチンの働きは、
・過酸化脂質を抑え、血液や血管の細胞を守り、高血圧や動脈硬化などのリスクを減らします。
※活性酸素は、体内にある細胞膜を作る脂質を過酸化脂質に変えます。この過酸化脂質は、細胞を次々に酸化させ、病気になりやすい身体にしてしまう恐ろしい物質。
まずは、血液サラサラ効果が非常に高いこと。
【納豆】には、納豆の原料の大豆が納豆菌によって発酵する際に出来る成分ナットウキナーゼという酵素が含まれています。
ナットウキナーゼの働きは、
・血栓を溶かしたり、出来にくくしたりする働きを持っています。
また、
・塩分の体内蓄積を防ぎ高血圧を予防するカリウム
・コレステロールや中性脂肪を減らすレシチン、サポニン
・脂質や糖質の代謝を促すビタミンB2なども豊富
なんと、ビタミンB2の含有量は、ゆで大豆の4倍!!
さらに、
・亜鉛、カルシウム、鉄などのミネラル
・良質のたんぱく質
・食物繊維など
色々と併せ持っているため、【納豆】は非常に栄養価の高い理想的な健康食品^^
以上のように高血圧に凄いパワーを発揮する【ひじき】と【納豆】を組み合わせた【ひじき納豆】にすれば、相乗効果も期待出来ちゃいます。
まず、【ひじき】に含まれるアルギニン、フコキサンチンがコレステロールや中性脂肪を取り除き、血液の流れをサラサラにした後、
次に、【納豆】のナットウキナーゼの働きで血栓が出来ないように、
素晴らしい流れを目指しましょう。
※ただし、血液凝固防止剤のワーファリンを服用されている方は、【納豆】に含まれるビタミンKがワーファリンの働きを阻害するので注意が必要
【ひじき納豆】
★材料(1食分)
納豆・・・・・・1パック
乾燥ひじき・・・3g
★作り方
1.ひじきを10分程度、たっぷりの水でもどし、ザルにあげて水を切る
2.納豆と混ぜる
ひじきがまんべんなく混ざったら、そのまま食べるだけ。味が薄いと感じる方は、納豆のたれを少なめにかけましょう。