「エゴスキュー体操」は、アメリカの解剖生理学者ピートエゴスキュー氏がベトナム戦争で従軍した際の負傷を自分で治すために考案された痛み治療のエクササイズ。
体系化された運動療法は、首痛、腰痛、股関節痛、膝痛からロコモティブシンドローム(ロコモ対策)まで、あらゆる痛みを根治させる画期的なメソッドとして、世界中で注目を浴びています。
エゴスキュー体操を一言で説明すると、
「自分自身で身体の歪みを矯正して、痛みをとる」です。
通院も必要なく、薬も手術も器具もマシンも使わない。自分が行う体操だけで、自分の身体を甦らせることが可能♪
だから、世界中で魅了されている体操なのですね!!
歪みとは筋肉のバランス
筋肉にも普段から良く使う部位と、使わない部位があり、それがバランスを悪くするようです。ここでエゴスキュー体操によって、あまり使われていない筋肉に刺激を与え、筋肉の本来の動きをさせるのです。
エゴスキューでは、「筋肉の再教育」と表すとか(笑)
人間の上下半身をつないでいるのが骨盤で、その中にある股関節。とても多くの筋肉によって支えられているため、身体の中でも、もっともバランスが悪くなり、歪みが発生しやすい場所でもあるそうです。
そんな歪んだ骨盤や股関節もエゴスキュー体操をすれば、使われていない筋肉へ働きかけて、股関節を正常な位置に戻してくれる。そして痛みが取れていく。という素晴らしい運動療法なのです。
壮絶な体験から生まれたメソッド
エゴスキュー・ジャパンのサイトでエゴスキュー体操の誕生秘話を読んでみると、創始者ピート・エゴスキュー氏は、ベトナム戦争に従軍して、負傷。
どんな医師も、彼の身体の痛みや不調を治すことが出来ず、
そこで、彼は自分で模索し、集中的にリハビリテーションを行い、あきらめずに努力を重ね、体を動かし続け、徐々に回復し、体の機能を取り戻していったそうです。
思わず壮絶な体験だったことに息を呑んでしまいました。
そして退役してからも、生体力学、機能的解剖学、運動療法などの研究に没頭し医療現場での実証実験を経て、エゴスキュー体操が誕生したそうです。
身体の歪みが気になる、ロコモでお悩みの方等、ぜひ、こちらの本をご参考下さい。本物の体験から生まれた本物の運動療法です。