「あれって何だっけ?」最近、物忘れば激しい方!、会ったことある人の名前が出てこない、仕事で大事な言葉が思い出せない・・・。とお感じの貴方は必読^^
「年齢とともに、脳細胞が減るばかり、というのは間違い。いくつになっても脳は成長するのです。」と解説する、脳疾患を専門とする銀座内科・神経内科クリニックの霜田里絵先生。『40代から上り調子になる人の77の習慣』で、脳を活発化させ若返らせる方法を提唱されています。
「大脳にある海馬など、いくつかの部位の神経細胞は何歳になっても増え続けることが、近年、明らかになりました。海馬は外部からの情報のほとんどを最初に受け取り、記憶を選別する役割を果たしています。知識や経験を生きた情報として脳に保管する力は、実は衰えません。だから、年齢を重ね、経験値が上がるほど、より思慮深いものの見方やクリエイティブな発想ができるのです。」
40代以上でも脳の能力が向上することを示した研究としては、2,000年に発表されたロンドン大学のマグワイア教授の研究が有名。ロンドンは路地が入り組んでいて、道を覚えるのが難しい。
しかし、中年から始めたタクシードライバーを追跡調査すると、キャリアを積むごとに、ドンドン能力が高まっていくことが判明。その脳を詳しく調べたところ、年齢を重ねても、海馬の機能が進歩することが実証されたのです。
また、脳細胞や再生や成長に関しては世界的に研究が進んでおり、「大人になっても、経験値が上がるほど、脳の能力は高まっていく」ことは、いまや脳科学の定説となっているそうです。
では具体的に“能力”アップはどうすればよいのでしょう??
筋肉を動かす=脳が活発
「実は、脳の働きと筋肉は密接な関係にあります。運動をすると、筋肉から発された情報が脳を刺激する。特に大きな筋肉を動かすほど、脳の活動が高まることがわかっています。
まずは1日8千歩を目標に、歩くことからスタート
体の中で最も大きな筋肉は、太ももの大腿筋。これを積極的に動かすことで、脳の活動性を効率良く高めることが出来ます。
加えて、ウォーキングなどの有酸素運動をする
心の安定や爽快感に関わるセロトニンという神経伝達物質の分泌量が増えます。これが分泌されると、不安感やうつ気分が解消され、活動的になるのです。」運動によって、海馬の新陳代謝が高まり、神経細胞などが増加することは、ラットによる研究でも実証済み。
「雨の日は、自宅で足踏みするだけでもOK。膝が悪い場合は、プールで水中ウォーキングがお勧めです。また、いつもの散歩コースをあえて逆回りすることで、景色が新鮮に見え、脳に刺激を与えるという方法もありますね」
さらに、
ウォーキングは、アンチエイジングにも大きな効果をもたらす
大腿筋をよく動かすことで、成長ホルモンの働きが活発になり、新陳代謝が高まる。すると、肌細胞も活発化し、しわができにくい肌になる。脂肪燃焼を助け、ダイエットにも効果的と、メタボ予防や美容効果にもつながる働きがあります。
「私の患者さんで82歳の男性がいらっしゃいます。15年前、初めて診療した頃に、ウォーキングをお勧めしたところ、どんどん若返っていった。今では1日3時間も歩いているそうですが、背筋が伸びて、身なりもお洒落。もちろん頭脳明晰で、言葉もしっかり。今も健康チェックのために、定期的に通院されていますが、60歳くらいに見えるほどで、正直、私も驚いています。その方に限らず、歩いている方は、皆さん、お年を召されても、本当に元気ですね」
運動すると、好奇心ややる気を出させるドーパミンの分泌も促されるようです。
「仕事帰りにジムで筋トレをしたり、帰宅後、スクワットするのは、脳にとって理想的です。運動後に成長ホルモンの働きが高まり、睡眠中はさらにアップします。“やる気”がアップし、活動的になると、脳への刺激も増える。脳にとっても、プラスの循環が生まれる。
また自宅で手軽にできるのは、足裏マッサージ。特に足指には脳の各部分や自律神経とつながっている部分が多数あります。それらを押したり揉んだりして刺激することで、血流が増加し、脳の活性化を促進できます。裸足でゴルフボールをゴロゴロするのも、手軽で効果がありますね」自律神経を刺激するには、風呂上がりに冷水を浴びるのも効果があるとのことです。
早速、日々の生活に軽い運動から取り入れて脳を活発化しましょう~~
脳機能アップの食事と栄養として「青魚・トマト・赤ワイン・カラフル野菜」もよいそうです。
ということは、やっぱり青魚オイルのDHAもオススメですね^^
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