※ご参照
○食品で血圧を下げよう・・・Vol.1、Vol.2、
○血管サラサラ食レシピ・・・Vol3、Vol.4、Vol.5
○しなやか血管食レシピ・・・Vol.6
【ショウガ】と【みかん】どちらにも沢山の薬効があることは古くからの食経験で広く認知されていると思います。
「風邪を予防する」「身体を温める」と伝えられ、
料理や保存食、手作り入浴剤等にも活用されてきた歴史があります。
近年では、研究が進み、その有効成分についても様々なことが明らかになっています。
ショウガについては、このブログでも何度も特集をしていますので、ご参照ください!!(生姜の王様、金時ショウガの凄いパワー・漢方の7割に使われている)
抜群の健康効果を持つ食べ物として知られている【ショウガ】の中でも、
注目の辛味成分ジンゲロールやショウガオール。
これらが持つ抗酸化作用は、細胞の酸化を抑え、血管や内臓を若々しく保ってくれます。さらに、血管を拡張して健康を促進する働きのほか、筋肉の緊張を取り除いたり、脂肪燃焼を促す作用があるため、血管を柔らかい状態に維持するのに効果的。
一方、【みかん】にも抗酸化作用のある成分がたっぷりと含まれています。
まず、ビタミンCとカロテノイドの一種「β-クリプトキサンチン」。脂肪の酸化を抑制し、血管の詰まりを防ぐことが出来ます。
また、シトリンやルチン、ヘスペリジンなどのフラボノイド化合物であるビタミンPも豊富。
ビタミンPには、傷つきやすい毛細血管を強化する働きがあり、さらに、血管を血液が通りやすくする透過性も持ち合わせているため、高血圧はもちろん、脳梗塞や心筋梗塞などの出血性の深刻な病を防ぐのにとても役立つと考えられていますが、
この【ショウガ】と【みかん】を組み合わせれば、高血圧に対して、さらに効果的な食べ物になるという事実は、知らないという人が多いのではないでしょうか。と東京医科大学八王子医療センター病院長の高沢教授は説明されています。
【ショウガ】のジンゲロールやショウガオールの働きで → 血管を柔らかくしなやかにし、
【みかん】のビタミンCやβ-クリプトキサンチン、ビタミンPといった成分 → 傷つきにくい強い血管 + 血流向上で血圧上昇の予防・改善
に繋がっていくロジックなのです!!
【ショウガ】と【みかん】を一緒に摂取して、身体まで温まる【ショウガみかん茶】。
【みかん】は、とくにビタミンPの含有が多い皮を利用。
【ショウガ】と一緒に乾燥させることにより漢方素材となり効果もUP↑↑
温かい飲み物ですので、この寒い時期、朝起きた後や夜寝る前に、1杯飲んで身体の芯から温まれば、血圧安定から冷え対策と一緒に身体がリフレッシュすること間違いなしですね^^
【ショウガみかん茶】
★材料
みかんの皮・・・・・・・・4個分
ショウガ・・・・・・・・・1かけ
●2杯分の材料
紅茶ティーバッグ・・・・・1袋
乾燥みかんの皮・・・・・・1かけ
乾燥ショウガスライス・・・3枚
水・・・・・・・・・・・・450cc
★作り方(2杯分)
1.みかんの皮を薄くする
皮の表面をペーパータオルで拭いてワックスや汚れを取り、白い皮を薄く剥いていく
2.皮付きでショウガをスライス
3.みかんの皮とショウガスライスを干す
4.お茶にする
ポットに1回分の材料を入れ1分煮出して、2分蒸らせば出来上がり。