※ご参照 食品で血圧を下げようVol.1、Vol.2、Vol3、Vol.4
玉ねぎ、レモン、ひじき、納豆とそれぞれの特長を活かせば血液サラサラを簡単に目指せることが分かりましたが、今日はズバリ水分補給でサラサラを目指しましょう。
水分補給も血液をサラサラにするための大切な要素であり、のども渇きにくい冬こそ、効率良い補給を心掛けたいですね。そこで、【梅緑茶】と【昆布緑茶】の2種類のお茶をご紹介したいと思います。
【梅干し】と【こんぶ】は、含まれているミネラル分で浸透圧を高め、水分が血中に入り込みやすくする有難い働きをします。
【梅緑茶】に使う【梅干し】は、塩分が多いことから、高血圧の方には敬遠されがちですが、血圧を下げるために欠かせない成分が沢山含まれているのです。
その代表がクエン酸。
クエン酸は、【梅干し】の酸味のもとになっている成分
三大栄養素であるタンパク質、糖質、脂質の消化吸収を促し、速やかにエネルギーに変換。
もし、三大栄養素が素早くエネルギーに変換しないと、脂質や糖質などが血中にたまり、血液がネバドロになり、血圧の上昇、高血糖などの原因になりますので、クエン酸を含む【梅干し】を積極的に摂取することは、血圧の安定につながると言えます。
一方【昆布緑茶】の【昆布】には、
高血圧の原因となるナトリウムNa(塩分)を排出するカリウムKが豊富に含有、その量は100g中1800mg。
また、私達の健康維持に必要不可欠な
カルシウムCa、マグネシウムMgなどのミネラル類のほか、
代謝を高めて免疫力をアップさせる
ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸なども多く含まれているのです。
このような素晴らしい力を兼ね備えた【梅干し】や【昆布】を【緑茶】と合わせれば、さらなる効果が期待出来ます。
とは栄養学博士の落合敏先生(落合先生は、テレビの健康番組や著書『免疫力がぐんぐん高まる大百科』『決定版 血液サラサラ食品図鑑』でも同じ)
抗酸化作用を持っている【緑茶】には、
血圧の上昇を抑制したり、血糖値やコレステロールを安定させる作用があるため、相乗効果の期待大。【昆布】は消化吸収がそれほど良くない食材でも、水分と一緒に摂れば柔らかくなり、消化吸収がスムーズになるという利点があります。温かくして飲むため血流の改善にも大いに役立つ。
【梅緑茶】と【こんぶ緑茶】は、材料を混ぜるだけの簡単レシピ。
【昆布】はお茶1杯に対して1枚、【梅干し】は食べずに湯呑に残り、1日中【緑茶】を注ぎたして飲むのがコツ。最後には【梅干し】を食べてもOKですが、塩分を抑える健康秘訣です!!
78歳の落合先生は、この2つのお茶を日常的に飲むことで健康を維持しているよう^^
早速、皆様も真似して流れサラサラを目指しましょう。
【梅緑茶】
★材料(1杯分)
緑茶・・・・・・200cc
梅干し・・・・・1個
★作り方
お茶に梅干しを入れるだけ
※梅干しはすぐに食べずに1日中お茶を注ぎ足して、最後に食べる
【昆布緑茶】
★材料(1杯分)
緑茶・・・・・・200cc
塩昆布・・・・・1枚
★作り方
1.塩分をカットするため、塩昆布の表面を水やお湯に潜らせる
2.お茶に昆布を入れるだけ。昆布はお茶と共に召し上がれ