手足や顔のけいれん、こむら返りや瞼のけいれんなど、筋肉が勝手に収縮して起こるけいれんは、主にビタミンB6が欠乏して起こっている神経障害だそうです。
ビタミンB6は、アミノ酸からたんぱく質を合成するときに必要。
なので、ビタミンB6が足りないと、筋肉から臓器や神経まで身体の至る所が衰えてしまいます。
さらに、脳の神経細胞の情報のやり取りを行う神経伝達物質の合成にも関与してるらしい(汗)
神経伝達物質の不足によって、こむら返りや顔・肢体のけいれん、足のむずむずなどの症状が起こるようなので、これらにお悩みの方は、ビタミンB6の補給が必須。
にんにくは特効成分がたっぷり
ビタミンB6の1日当たりの摂取目安量は、男性1.4mg、女性が1.1mg。
食材としては、マグロ、カツオ、イワシ、牛、豚、鶏レバー。にんにく、胡麻、大豆、落花生、ピスタチオ、唐辛子、バナナなど。
中でもにんにくは、100g中にビタミンB6が1.5mgと高含有。
さらに、ニンニクに含まれるビタミンB1、ツンッとする臭いのアリシンが結びついてアリチアミンという物質に。これが、神経伝達物質の合成を促す味方なので、ニンニク料理を取り入れることが、神経痛にはオススメです!!
岩手県や青森県には発酵させて熟成した黒にんにくもあります。
ビタミンB6が多い食品(100gあたり ビタミンB6の含有単位mg)
にんにく・・・・・1.5
マグロ・・・・・・0.94
酒かす・・・・・・0.94
牛レバー・・・・・0.89
カツオ・・・・・・0.76
鶏ひき肉・・・・・0.68
イワシ・・・・・・0.68
鶏レバー・・・・・0.65
白鮭・・・・・・・0.64
鴨・・・・・・・・0.61
鶏ささみ・・・・・0.6
豚レバー・・・・・0.57
鶏ムネ肉・・・・・0.54