30代を過ぎると、ちょっとした体の箇所がピリピリピリと少しだけ痛い時がある、こんな症状が出てくることがります。
これが神経痛。
1.加齢による神経の老化
2.筋肉の炎症や動脈硬化などによる神経圧迫
3.関節リウマチ
4.糖尿病
5.ウィルスの感染
6.ストレス
などが挙げられます。
また、無理なダイエットや偏食など食生活の乱れで、若い人にも増えている神経痛ですが、ビタミンB群、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル不足は、日本の現代病といっても過言ではないようです。
神経ビタミンと言われるビタミンB群の不足は、神経痛に直結します。
役割を見てみますと、、、
ビタミンB1・・・・・神経のエネルギーを作る
ビタミンB6・・・・・神経伝達物質の合成に関与
ビタミンB12・・・・・神経細胞や末梢神経を修復
確かに、ビタミンB群のどれをとっても大切なんですね(汗)
また、カルシウム不足で骨からCaが溶け出して神経に蓄積すると、過敏になって神経痛になったり、神経痛の方には、体内のCaを調整しているマグネシウム不足の食生活も多いようです。
しびれからイライラ無気力から痴呆症まで関与!?
そんな中でも、特に神経に重要なのが・・・ビタミンB12
ビタミンB12は、葉酸と連携して赤血球を合成したり、肝機能や神経の修復に係っている重要ビタミン。
ビタミンB12が不足すると末梢神経の障害によって、様々なところで痛み、しびれ、けいれんが起こりやすくなっちゃうとか(汗)
さらに、京都大学医学部老年科の研究によれば、認知症の人は、脳のビタミンB12が健康な人の1/4以下に減っていたと報告。
つまり、脳の神経細胞や脊髄にビタミンB12が不足すると、無気力やイライラ、記憶力が低下、不眠、運動機能も低下する恐ろしい事態になるのですね。
アルコールや甘党は、気をつけろ
アルコールや糖分は体内のビタミンB12を減らすためお酒が大好きな方や、甘党の方は、ビタミンB12不足に要注意。動物性たんぱくを摂らないベジタリアンも、ビタミンB12の補給が限定されるので要注意!!
ビタミンB12が多い食品(100gあたり、ビタミンB12の含有単位μg)
しじみ・・・・・62.4
赤貝・・・・・・59.2
焼海苔・・・・・57.6
すじこ・・・・・53.9
牛レバー・・・・52.8
あさり・・・・・52.4
ホッキ貝・・・・47.5
いくら・・・・・47.3
鶏レバー・・・・44.4
煮干・・・・・・41.3
青海苔・・・・・31.8
いわし干し・・・29.3
蛤・・・・・・・28.4
牡蠣・・・・・・28.1
豚レバー・・・・25.2
焼タラコ・・・・23.3
葉酸が多い食品(100gあたり、葉酸の含有単位μg)
鶏レバー・・・・1300
牛レバー・・・・1000
豚レバー・・・・810
干しわかめ・・・440
うな肝・・・・・380
枝豆・・・・・・360
モロヘイヤ・・・250
パセリ・・・・・220
芽キャベツ・・・220
ほうれん草・・・210
ビタミンB12の摂取目安量は、1日2.4μgが推奨されていますが、貝類をお汁や炒めて食べれば、摂取目安の大半が摂れちゃいます。
高齢になると、ビタミンB12が体内に吸収されにくくなってくるようなので、上記のリストを参考に食事に気をつけて、ビタミン系の栄養補助食品で補ってみてはいかがでしょうか。
↓11種類のビタミンを簡単摂取
http://www.supplement-direct.co.jp/item_detail/itemId,15/