コレステロール値が高い方が、長生きをして出世もするという新常識はご存知ですか?
今までの健康診断で、コレステロール値が高いから食生活を見直して運動しなきゃ・・・と思われた方が多いと思います。
日本の常識としては、
正常値:130~200mg/dl
境界値:201~219mg/dl
異常値:220mg/dl以上
で、高コレステロール血症とみなされてきました。
がズバリ、現在コレステロールは悪の根源ではないとのこと!!
日本脂質栄養学会が行った2010年の調査で、最も長生きした人たちの平均コレステロール値は260~280mg/dlだった、と驚きの発表がされたのです。さらに、この値からコレステロール値が下がるほど、病死率が高くなる結果まで出たのです。
1.85倍カロリー摂取のアメリカ人
そもそも、コレステロール=悪、とイメージが付いたのは20世紀初頭ロシアとアメリカで行われた実験が原因。
ロシアで、ウサギにコレステロールが多いエサを与える実験を行ったところ、動脈硬化が起こった。この実験は問題があり中止となったが、その後アメリカで、コレステロール値が高い人は、心筋梗塞リスクが高いという調査結果が出て、それが一般常識となったとか。
しかし、アメリカ人の摂取カロリーは、1日3,700Kcal。日本人の摂取カロリーは2,000Kcalだから、1.85倍もアメリカ人は摂取カロリーが多い。だからあんなに大柄なのですね(汗)
だから日本人ぐらいの摂取カロリーだったら、コレステロールを気にする必要はないと順天堂大学医学部の奥村教授(免疫学)は力説されています。
高コレステロール=出世街道まっしぐら
脂っこいもの食べると高いイメージですが、だいたいコレステロールって何だろう!?
私たちの身体は約6兆個もの小さな細胞が集まって出来ていますが、その細胞は薄い膜(細胞膜)で覆われていて、その膜はコレステロールが主成分!!
他にも、ホルモン合成や頭を回転させるにもコレステロールが必要だとか。
なので、コレステロールが低下すると、
→ 細胞分裂がスムーズに行われず細胞劣化
→ ホルモン不足で頭の回転低下。
さらには、免疫力低下、癌の死亡率増加など良くないことばかり・・・
逆に、
「コレステロールが高い=生命力が強い=頭の回転が良い=出世する」
実際に、大会社の社長や役員なども皆コレステロール値は高いとのこと。
私たち庶民のお金持ちのイメージでも、ステーキや赤ワインなどコレステロールが高そうな物ばかり好んで食べる感じを受けますが、出世する方はバイタリティ溢れ、頭がよくて快活な方ばかり。
自殺者はコレステロールを下げる薬を飲んでいた!?
ところが、200mg/dlぐらいの方が
「コレステロール値を下げる薬を飲んだら、元気だった方がウツになる」
ことも判明しているそうです(汗)
ある精神科の博士が調査した結果では、電車に投身自殺した人の90%が、55~60歳の男性。
そして、
驚くことに全員がコレステロールを下げる薬を飲んでいたとか。
この記事をご覧になってドキッとされた方や、ご主人やお父さんが飲んでいたら要注意かも知れませんよ!