ビタミンB群は、脊柱管狭窄症など圧迫されている神経を元気にさせるそうですが、中でもB1、B6、B12を積極的に補うのが良いとのこと。
この3種のビタミンは神経ビタミンとも呼ばれるほどの働きがあるのですって。
それでは、なぜそう呼ばれるのか調べてみましょう。
●ビタミンB1
主に糖質を分解してエネルギーにする際に使われるビタミン。
糖分がエネルギー源の脳神経細胞では、ビタミンB1は必要不可欠。もし、不足した場合、イライラしたり、痛みを感じたりとトラブルに。
●ビタミンB6
主にたんぱく質を分解するビタミン。それ以外に、神経の働きを正常に保ったり、神経伝達物質を生成したりと、神経機能に深く関わっています。もし、不足した場合、手足にしびれや痙攣が起こることも・・・
●ビタミンB12
神経細胞内で、遺伝子の主成分である核酸の合成を促進するビタミン。もし、不足した場合、全身で神経障害が起こり、しびれが出る可能性大。
ビール酵母は栄養の宝庫
さて、それでは神経に大切なビタミンB群は分かっても、どうすればいいの!?と思いませんか。
ビタミンB群が多い身近な食品としては・・・・
B1が多い食品は、穀類の胚芽、豚肉、レバー、豆類
B2が多い食品は、レバー、卵、大豆、乳製品、葉菜類
B6が多い食品は、かつお、まぐろなどの魚類、レバー、肉
B12が多い食品は、魚介類やレバー
また、中でも落花生(ピーナッツ)はビタミンB1、アーモンドはビタミンB6、チーズはビタミンB12が含有量が多いのです。
どれも、100gほど食べれば、それぞれの摂取目安量ぐらいになりますが、それ以外の普段の食事からもビタミンB群は補えるので、ナッツ類は、ほんのちょっぴりでOK。
それでも心配という方には、ビール酵母がおススメ。
ビールは麦芽を煮た汁である麦汁にビール酵母を加えて発酵させますが、ビール酵母は、発酵時に麦汁の栄養分をふんだんに吸収して、ビタミンやミネラルを生産します。
なんと、ビール酵母の栄養素は50種類以上と栄養の宝庫。
中でもビタミンB群は何でも含まれている、まさにビタミンBの王様なのですね!!