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Archive: 12月 17th, 2011

聴衆1,000名 済陽院長講演会 at 仙台 Vol.1


11/25仙台のダルマ薬局創業65周年記念イベント『健康と笑い』にて、無農薬 健康野草ジュース万葉効草の開発者でもある医学博士 済陽高穂院長の講演が1000名もの聴衆目前で開催され、私は本の即売会や試飲会などのお手伝いをさせていただきましたのでレポートいたします。
     

 
第2部では、笑点でもおなじみの林家木久扇・木久蔵師匠の落語も聴けるビックイベント

 
無農薬 健康野草ジュース万葉効草の特設試飲ブース♪
    

 
とても広い会場で、済陽博士もやる気に満ち溢れているようです。

 
済陽院長の自前PCとプロジェクターの相性が悪く、画面が割れてしまい・・・・PCを替えたら綺麗に映り、スタッフ皆ホッ!と一安心。
2台お持ちの先生に脱帽。
    

 
そうこう下準備しているうちに人人人でごった返す。試飲会ブースに急がねば(汗)
    

 
講演前なのに・・・無農薬 健康野草ジュース万葉効草の試飲やら、本の即売で大忙し

 
済陽先生自ら1冊1冊に直筆でサインされていらっしゃる。襟を正す思いです。

 
 
◆ダルマ薬局65周年創業祭 『健康と笑い』  記念公演開催

 
◆食事の意味合い(目的)

1.生命維持 2.成長・発育 3.健康活動   のために食物を摂取すること


こんなに人が入って熱気むんむん。皆様熱心に聞いております。

 
◆各種栄養素

1.でんぷん(炭水化物) 2.脂肪 3.たんぱく質 4.ビタミン 5.ミネラル 6.食物繊維 7.ファイトケミカル(ポリフェノール) 

 
◆2010の悪性新生物死亡統計 353,318人 厚生労働省調べ

肺癌:7万、胃癌:5万、大腸癌:4.4万、肝臓癌:3.3万、膵臓癌:2.8万、胆道癌:1.8万、乳癌:1.3万、子宮卵巣:1.1万、前立腺:1.1万、白血病:8千、その他 

 
◆主要疾患者数(2010年 厚労省) 

三大疾患の説明

 
◆がん死亡日米比較
 
日本におけるがん死亡率の推移は年々高まり1,970年の3倍に、逆にアメリカでは年々低くなってきている。

 
◆マクガバン・レポート1977

1.現代病の主因は食事 ― 薬では治らない(食事の変更が必須)
2.胚芽や野菜などの食べ物が基本 ― 精製や加工でミネラル・ビタミン不足
3.医療界は栄養学を無視してきた ― 医科栄養学の教育推進が必要

●マクガバン・レポートとは
当時アメリカでは心臓病の死亡率が1位、癌が2位。経済が破綻するほど医療費が増大していたため(1977年には1180億ドル、約25兆円)、財政危機を打開するため、医療改革が進められ、その一環として上院に「国民栄養問題アメリカ上院特別委員会」を設置。全世界から優れた医学・栄養学者を結集し「食事(栄養)と健康・慢性疾患の関係」について、世界的規模の調査・研究が7年間も数千万ドルの国費を投入して行なわれた。5,000ページに及ぶ膨大な報告書で、それを上院委員長の名前をとって「マクガバンレポート」と呼ばれています。

 
その後、1990年代にアメリカ国立がん研究所によって、生活習慣病やがん予防を目的として、がん予防に効果のある植物性食品を3グループに分類したデザイナーズフーズが計画され、現在ではアメリカの癌死亡率は減少しているのです。

つまり・・・

デザイナーズフーズ = 食事指導の有効性が実証

 
◆がん予防に効果のあるデザイナーズフーズ

●デザイナーズフーズ計画
生活習慣病やがん予防を目的として、1990年代にアメリカ国立がん研究所によってつくられた計画。がん予防に効果のある植物性食品を3つのグループに分類し、重要性の高いものから順にピラミッド図の上に配置。もっとも重要性の高いグループには にんにく・キャベツ・大豆、セロリなどが挙げられ、2番目に重要なグループには たまねぎ・トマト・なす・レモン・オレンジなどが挙げられています。

 
大観衆の前に済陽高穂先生も熱がこもります!!

 
◆日本人・食材の変遷(厚生省)

肉類、牛乳・乳製品の摂取がここ50年で飛躍的に伸び、それが生活習慣病の急増につながっている

 
◆がんは”生活習慣病”

著名な黒木岐阜大前学長の著書「健康・老化・寿命」においても、がんは”生活習慣病” 

 
◆食物のがん危険因子

1.塩分:胃粘膜が爛れ、ピロリ菌繁殖・潰瘍 ⇒ 胃がん
2.動物性(Animal)タンパク・脂肪過剰
3.ビタミンB不足の糖代謝(クエン酸回路障害)
4.活性酸素・障害(喫煙、農薬、食品添加物)

 
◆発癌の45%は食事(R.Doll 1981)  高塩食と胃癌(実証)

☆塩分で胃粘膜が荒れ、ピロリ菌が増殖、発ガン

1.減塩で胃がんが1/3に
2.冷蔵庫普及 ⇒ 胃癌減少
3.漁村(静岡県戸田町)の胃がん罹患率が茶所(上川根町)の3倍

 
◆クエン酸回路の腫瘍発生・増殖への関与
 
ミトコンドリア内TCA回路の障害  →→→→          P.Rustin Nature Genetics:Vol.30 P352~353 April2002
                 (コハク酸脱水素酵素異常)
                       →→→→
                             酵素補充で腫瘍縮小

 
◆「会津侍・星野仁彦 医師」 患者食事指導指針

ガンと闘う 医師のゲルソン療法   医師である星野氏が癌になってしまった自分自身をゲルソン食事療法で治療 

 
◆動物性蛋白質(Animal Protein)の病原性
 
1.米国Cornell大・Colin Campbell教授の発がん 蛋白付加・アフラトキシンB実験
2.大戦後、アジア低開発国
  食糧援助での脂肪・蛋白
  添加食料による児童発癌
3.禁食令(天武天皇・745年)

●CHINA STUDY(チャイナスタディ)とは!?
T・コリン・キャンベル(T.Colin Campbell,Ph.D.) コーネル大学栄養生化学部名誉教授。
40年余りにわたり、栄養学研究の第一線で活躍、「栄養学分野のアインシュタイン」と称される世界的権威。
300以上の論文を執筆。とくに本書の元になった「チャイナ・プロジェクト」(中国農村部の食習慣研究)は、コーネル大学・オックスフォード大学・中国予防医学研究所による大規模な共同研究。「健康と栄養」に関して行われた研究のうちで最高峰。

チャイナプロジェクトで、アメリカ人のおよそ3倍、日本人の2.3倍食物繊維を摂取している中国人のケースを研究した結果、

肉や牛乳の動物性たんぱく(カゼイン)がガンを促進することが判ったということを紹介しています。食事を変えたことで、ガンが減り、糖尿病も骨粗しょう症もアルツハイマーも改善されたということが症状別に出てくる本。

 
◆肉食の習慣があるほど発がんリスクが高まるデータ

 
◆草食動物としてのヒト   島田彰夫著・伝統食の復権

唾液アミラーゼを分泌する、ヒト・ブタ・ネズミ(デンプン要求性が高い) → 草食の証拠
ウシは唾液アミラーゼの分泌が中間。
ウマ・肉食動物(デンプン不要)

 
◆すりおろし野菜健康法 三神美和女子医大名誉教授  平成14年春 99歳

1.滋養補給
2.胃腸を鍛える
3.消化酵素
4.殺菌増強
5.緩下作用
6.免疫賦活

大根、人参、山芋、胡瓜、蓮根、セロリ、玉葱、林檎、トマトのすりおろし野菜ジュースを毎朝飲まれ99歳でもお元気だったそうです。

 
◆症例220 67歳 男 進行食道がん リンパ転移

検診にて食道がん診断、リンパ節転移N3、根治困難
CDDP化学療法+食事療法 約2カ月半にて、ほぼ治癒

 
◆症例300 52歳 男 胃癌・多発肝転移

2011年3月: 胃癌・肝転移根治不能
抗がん剤+食事療法併用で、5ヶ月後劇的改善

 
◆症例290 38歳 女 直腸癌・肝多発転移

2010年10月  根治切除不能
抗がん剤+食事療法で、10ヶ月後、完治

 
◆症例230 75歳 女 左肺癌

2010年9月  左肺癌・根治切除不能
抗がん剤+食事療法、放射線照射でほぼ治癒

 
◆甲田療法(光雄先生1924~2008)

玄米・生菜食(1日2食)

1.柿の葉茶1.5リットル
2.緑葉・青汁(すり鉢)
3.大根・人参すりおろし
4.玄米粉・豆腐
5.緩下剤・エビオス(ビール酵母)
6.レモン1個

 
◆J.C.Thompson教授への処方(2002)

 
◆症例16 前立腺癌 72歳 男性 CR例

 
◆J.C.Thompson教授 2004 July 国際膵臓学会(仙台)に来日


  
 
●済陽高穂 医学博士プロフィール 西台クリニック院長
消化器外科医で執刀経験2,000例以上のスペシャリスト。βカロテンが多いニンジンなどの健康野菜ジュースやレモンなどの果物をスクイーズ製法のジューサーでジュースにする、縄文食を取り入れた塩断ち玄米食など、独自の済陽式食事療法で癌の外科手術後の5年生存率を飛躍的に向上させ、近年では「今あるがんが消えていく食事、がんが消える食事の8原則、がんが消える食べ物」などの著書が100万部を越えるベストセラーに。

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