今夏、関東以南のサーファーは海に戻りましたが海水浴客は福島原発の問題で激減した模様。
弊社はサーフサプリというマリンレジャー関係の製品も取り扱っている関係で、沿岸部の相当数の旅館や飲食店が風評被害を被っていると耳にします。
これまた、7/22の週刊ポストによれば、今の東京・関東近辺海水浴場はで検出される放射線量は全く問題なし。
さらに煽り系のメディアが良く使用している中国製やロシヤ製の安物ガイガーカウンターは、ガイガー=ミュラー計数管(GM管)で、「照射線の数」だけしか測れず、物質が1秒間に何個の放射線を出すかを表す「ベクレル」は測れるが、人体に影響を表す「シーベルト」は測れない。さらにガイガーは主にβ線を計測し、問題となっている空間線量を調べるための飛散したセシウムが崩壊する過程で出すγ線量を計測するのは難しいとのこと。
今回の実験で週刊ポストでは、日立アロカメディカル製TCS-151価格50万円を使用。この機械はガイガーより放射線検出効率が10倍良く、シーベルトがわかる「シンチレーションカウンター(検出器)」。シンチレーション検出器は、放射線が飛び込んでくると光を放つヨウ化ナトリウムの結晶が直径3cmほどの円筒型センサー先端に1inchまで詰められる。放射線エネルギー量により、光る度合いも比例して強くなりシーベルトがわかる。ガイガーカウンターでは計測ごとに数値が違ったり、実際の2倍の数値が出たりした。
全てのエリアで安全基準値をしたまわった
国が発表している保育園や幼稚園、学校活動での放射線量の安全基準は、3.8mSv/h。福島第一原発から半径20km以上離れた自治体の住民に対し「計画的非難区域」を設定した際の目安被ばく量「20mSv/y」を単純に1時間あたりに換算した数字です。最近では、各自治体が独自にこの基準を下げる動きもあり、千葉県野田市では「0.19mSv/h」の上限を設定。
関東沿岸海水浴場
東京都内人気公園
公園でも放射線量にばらつきがあり、もっとも高い場所では厳しい基準0.19mSv/hを上回る地点もあったが、「どれも排水溝付近など、放射性物質を含んだ雨水が染み込んだ泥が溜まった場所」で、それでも子供がその泥を大量に口にしない限りは心配いらない数値であった。と今回計測された首都大学東京・健康福祉学部放射線科の加藤教授は言う。
乳幼児がいらっしゃるご家庭の母親は非常に心配される問題だと思いますが、心配し過ぎるなど気を遣いすぎることが逆に問題になっているようですので、是非参考にしていただければと思います。