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Archive: 7月 30th, 2011

50年前、日本は「放射能まみれ」だった・・・


「恐怖の放射能の嘘」それでも「がん」「奇形児」「知能低下」は増えていない。(週刊ポスト2011.7.22/29)

原発事故による放射能被害は、もちろん深刻な問題ですが、それを煽るように報道があまりにも加熱しすぎてノイローゼになる母親、原発疎開、原発離婚、中絶などのケースまで出ているとのこと。風評被害の方が深刻です。これまで弊社でも世界の自然放射線量などを調べ現状の放射線量は問題ないとブログで紹介してきましたが、週刊ポストに「恐怖の放射能の嘘」という記事を見つけました。落ち着いた考えをもつため非常に参考になりますので転用させていただきました。

 
過去60年間の放射性物質セシウム137、ストロンチウム90の効果量


人工物由来の放射線の原因は、原発事故、核実験の2つ。原発事故といえば米スリーマイル島事故(1979年)、チェルノブイリ事故(1986年)、そして今回の福島第一原発(2011年)。一方、核実験は、1945年にアメリカがマンハッタン計画による大気圏核実験を実施以降、米ソの核開発戦争が勃発。1962年には、大気圏と地下を合わせ年間178回も核実験が行われた。1963年に部分的核実験禁止条約が締結し実験回数は減ったが、それでも1980代前半まで年間50回程度、1990年代にも合計55回(98年インド、パキスタン。以後06,09北朝鮮)。

なんと、人類はトータルで

2,000回以上

の核実験を行い、放射性物質=「死の灰」=フォールアウトを世界に振りまいてきた歴史があるのです(汗)

 
 
47都道府県別フォールアウトによる被ばく量

(推計値。単位:mSv/y)


※空欄部分は記録なし。NDは不検出。「0.00」は0.005未満。2011は6月末までの計算値。
【試算方法】
●半世紀で300万件におよぶ文科省作成「環境放射線データベース」に記録された各都道府県のセシウム137のフォールアウト量を元にした。月ごとのデータを季節変動があるため、対象年の1年間の合計量を算出
●土壌中のフォールアウト沈着量を空間線量に換算するため、ICRU(国際放射線単位測定委員会)が定めた係数「0.00268(μSv/h)/(kBq/㎟)」を使用。単位はmSv/yに変換。
●土壌への沈着量を推計するためフォールアウトが土壌に8年間留まると仮定。これは「農業環境技術研究所報告」2006年で明らかにされたセシウムの土壌滞留期間(半減期間)が、「水田で9~24年、畑で8~26年」とされていることから、もっとも短い「8年」を採用したものである。この推測による試算結果と、一部で実際に計測された土壌中のセシウム濃度は、複数の計測データの中央値・平均値では大きく矛盾しなかったが、実測値は土壌の種類や地点により大きな開きがあった。主に「草地」や「畑」で高く、「水田」や市街地では低い傾向があった。
●フォールアウトによる内部被ばくの影響は、「生活環境放射線」1992年の研究結果を参考にした。核実験フォールアウトについて、同研究では外部被ばくと内部被ばくの比が1:3.64であるとされている。これは、核実験フォールアウトでは、セシウムとともに大量に観測されたストロンチウム90やプルトニウム239、240、炭素14が内部被ばくの主な原因だったのにたいし、今回の原発事故ではこれらの物質はほとんど検出されていないからである。もしこれらが検出されれば、2011年のデータは上方修正が必要な可能性がある。

表の計算方法を上記してますが、試算はその年度のフォールアウト総量を元に、土壌に残留する仮定の期間を掛けて土壌沈着量を求める等、やや大雑把でもあり、あくまで推計値で、数値は数年後出ていた可能性もある、フォールアウトが残留しやすいしにくい場所によって数値が大きく異なる、、ことが前提でご覧ください。
 

 
「発がん」に影響はみなれない

マップとグラフによると1960年前半にフォールアウトによって被ばく量は急増。その量はほとんどの地域で今回の事故を上回っている。原爆被害の追跡調査をした「原爆放射線の人体影響」によると白血病を除くがんの発症は、被ばく語10年目から現れ、35~40年目にピークを迎える。そうなると1970年大からがん死が増え、2000年前後にピークを迎える。公平に調べるため、がんの老齢リスクを省いて比較。

「40~44歳男性の発がん率、10万人中」
1975年・・・103.4人
1980年・・・102.3人
1985年・・・111.2人
1990年・・・126.4人
1995年・・・109.9人
2000年・・・104.2人
2005年・・・114.1人

とくにフォールアウト被ばくによる影響は見なれなかった。
 

 
「奇形児」もふえていない

小頭症、心臓の先天奇形、先天性股関節脱臼、口蓋裂、多指症、合指症などの先天性異常の発生率は、0.7~1%(1970~1990前半、日本産婦人科医会による)。なお、被爆経験がある広島・長崎では、戦後1948~1954に、ほぼすべての新生児65,431人を調査し、594例の重い先天性障害があったと報告された。発生率は0.91%。これに対し、赤十字病院では、被ばくとは関係ない新生児の障害発生率を0.92%としている。
 

 
「知能低下」も報告なし

国際放射線防護委員会(ICRP)は、2007年勧告で「100ミリグレイを下回る子宮内線量では、IQのいかなる影響も実際的意義はない」(ミリグレイ≒mSv)。現に1970~2000年代にかけて日本人の知能低下が起きたデータもない。
 

 
スーパーホットスポットにも驚かない

スーパーの基準は「0.6μSv/h」を超える場所だそうですが、これは年間で5.2mSv。しかし、驚かず下記と比較しましょう。

1.自然放射線
世界平均は2.4mSv/y。アメリカ、ブラジル、インド、中国などでは、この数値が5~10mSv/yの地域に多くの人が住み、健康被害は全くない。

2.宇宙線
世界平均0.38mSv/yだが、硬度1,500m上がるごとに2倍になると言われ、計算上5,000mの高地に住むとと3~4mSv/yになる。アメリカのデンパーなどがこれにあたる。つまり、パイロットやCAの被ばく量は一般人の数倍で、パイロットは最高で5mSv/y。宇宙飛行士になると、宇宙ステーション内部で1日1mSv。半年滞在する宇宙飛行士は180mSvになる。

3.温泉(低放射線ホルミシス治療ブログ参照
がんの温浴治療で有名な秋田県の玉川温泉の源泉近くで10~100mSv/y(街中で1/10程度)。放射能泉の元であるラジウムの濃度でいえば、この玉川の数十~数百倍とされる温泉が日本各地にあり、観光客でにぎわう。

4.医療放射線
日本人の平均で2.3mSv/y。人間ドックでCTやMRI,PETやバリウム検査を受ける人は数倍に。

 

インターネットにも色々な情報が出ていますので、自分で調べて何が本当で何が嘘か、自分自身で判断して落ち着いて行動したいと思います。 
 
「恐怖の放射能の嘘」それでも「がん」「奇形児」「知能低下」は増えていない。(週刊ポスト2011.7.22/29)

PS.ヨンアさん、、綺麗ですね^^

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